死なないためにブログ書く。

贅沢したいわけじゃない、ただ普通に生きるためのコスト(お金も努力も)、高すぎじゃない?

お金にならないことばっかり考えてる〜投資について〜

投資の話なのにお金にならないとはこれいかに?

 

そして散々引っ張ってる占い師についての話どこ行った?

→それについてはまた明日( ᐛ ) 。oO

っていうか毎日更新のはずだったけど時間が取れなかったーどんまい自分。なんかね、こういう小説のネタにもならない、お金にはもっとならない思考はさっさと吐き出した方が精神衛生上良さげと思って。

 

さて。

投資!投資!投資!

無職系、あるいは副業系その他ブログで腐る程語られてる。

でも言わせてもらうと。

それ、歪んでません?

って思っちゃった、というのが今回のお話。

 

そもそもこういうことが言われ出したのは、給料だけでそれなりレベルの生活ができず、年金だけでは老後を生きていけなくなったから。

ではそうなった理由は?

まぁ色々ある。けど大きな理由は企業が従業員に充分な還元をできなくなったから。

では、その還元が出来なくなった理由は?

不景気?たしかに。

でもさー。勤めてる間、思ったことない?

ずーっと不景気不景気言われてるけど、その間にだって波はあったし、業界ごとにだって企業ごとにだって波はある。そんな中で

「 あれ?今年はうちの会社儲けてたはずなのに昇給これだけ(あるいは無し、何なら人員削減まであり)??? 」

って。

で、こういうこと言ってると必ずこう言い返してくる人がいる。

「 それはソイツの努力が足りなかっただけww俺はガッツリ昇給したしww」

あーうん……アナタはそうだったんですねオメデトウスゴイデスネー。

でもこれだけ猫も杓子も投資!の流れができてるってことはそういうほんの一握りは成功してても他の大部分の人が「それなりの生活」を給料だけじゃ賄えないってこと。今はその大部分の人の話をしているのね。

 

で、話を戻すと。

会社は儲けたはずなのに従業員への還元が少なかった。

では儲けた分は何処へ?→大体「株主」様に還元されているよね。

だからみんな、還元がもらえる立場たる「株主」、つまり投資する人になりなさい、というわけ。

でもそれってつまり……

 

従業員に対して本来の還元がされない→「従業員」という立場だけじゃ足りないから頑張って「投資する人」になる→「株主」が増える→ますます企業は株主の方しか向かなくなり、従業員に還元しなくなる。

ってことじゃない?大半の個人投資家(っていう言い方で合ってる?)って、「どこかの企業の従業員」でもあると思うのよ。つまりこの「投資!投資!」って流れ、巡り巡って自分の首を絞めてるってことになってない?何たって、投資こそは自己責任の世界だしね。

 

法だの税金だの年金保険料だので人を縛る国。業務命令によって人を拘束する企業。

本来はその拘束にふさわしい還元を、年金や給料によって行う責任があるはず。

それなのに、自分たちが普通に生きていけるだけのお金が得られないのは投資を行わない、出来ない人間の、結局は「自己責任」にすり替えられているとは思わない?

就職氷河期世代の親たちは、大半が投資などせずとも給与・賞与や退職金、年金で結婚し子供を産み育て、ぐらいまでは出来ていたわけで。

国や企業の個人への拘束は昔より緩くなったわけではないのに、彼らは拘束する権利だけは昔と変わらず(何なら昔以上に)行使して昔は取れていたはずの責任を取る義務は体良く放棄しているのでは、と思っちゃったのよ。

 

じっさい、国からの「投資!投資!投資!」のプレッシャーはちょっと異常だった。私、前職は金融機関、もっと言えば確定拠出年金を扱うところにいたんだけど。

勤めていた7,8年ぐらいの間に法改正が何度かあって、その法改正の方向が加入者をちょっと強引に投資の世界に放り込もうとするものだった。iDeCoはともかく企業型なんて従業員が入りたくて入るんじゃないパターンの方が多いしね。

 

「 投資家だって生きるためにやってる 」とかのご意見もあるかもね。

でも「生きるためのお金」を「投資」で得るってどうなのかなあ。

投資、それも国や企業がやるものじゃなくて個人がする投資の意義。それって本来「ちょっとお金余ってるし、誰かを応援してみようかなあ」みたいなね。

クラウドファンディングくらいのがちょうどいいんじゃないかと思うのよ。

だって、生きるためにする投資ってなると「儲けさせてくれそうな所」にしか投資できないわけでしょ。それって、場合によっては〇通とかユ〇〇ロみたいに「えぐいことやってても儲けてる企業」ってことでしょ。それじゃいつまでたっても格差は開きっぱなしだし優しい人は幸せになれないし世界は良くならない。

 

だからって「生きるためのお金は労働で得てこそ!」なんて言わないよ。

じゃあ何で?っていうのはまた別の記事で。ここからはもうだいぶ壮大な話になっちゃうし。

ではでは、また明日。