死なないためにブログ書く。

贅沢したいわけじゃない、ただ普通に生きるためのコスト(お金も努力も)、高すぎじゃない?

自衛の術はどこに

最初に言っておきたいのは、この記事は警察を批判する目的で書いているのではないこと。昨日対応してくれた警察官は、可能な範囲で真摯に対応してくれたことは察せられる。ただ、システムの限界としてそういう結果になったのだろう。だから真面目な話、生存するためには警察のシステムの限界範囲外は自分で何とかしなきゃいけないと痛感させられて、これを読んだ人にも考えるきっかけになればいいと思ったので書いてる。

さて。

昨日ブログを書いている時点では「 明日は何を書こうかな~、下書きの中にあるアレとかコレとか♪♪ 」などと暢気に考えていたのだけど。ちょーっと、落ち込むというか疲れるというか腹立つというか考えさせられるというか、っていう事件があったのでそれを書く。

事件は昨日の18時過ぎ。私はマンションに住んでいるんだけど突然隣室から物音と叫び声が。隣室の住人は、普段の物音とかから男性の一人暮らし、一日中家にいるということだけ察せられるけどそれ以外は何も知らない。その人は日常的に 五月蠅い   賑やかな人ではあるんだけど、そのときは興奮剤を打たれたオランウータンが暴れてるのかと思うレベルだった。いやほんとに。何か叫んでるけどろれつが回ってなくて全然聞き取れないし。しかも恐ろしかったのは誰かと話している様子ではなくて一人で何の前触れもなく暴れ始めたということ。

かなり本気で違法薬物の可能性を考えた。何より怖いのは、このマンションはベランダが繋がってるタイプだからこっちに来れちゃうってこと。さすがに110番通報した。ちなみにうちのマンションは壁が薄い&オートロック。オートロックを私が開けるために警察にチャイムを押されたらその音が隣に聞こえてしまう。それで、マンション前に着いたら電話をしてもらうことにした。

 

で、ここからが問題なんだけども。私が110番通報したのは18:33。そして上記の「マンションに着いたら電話をもらう」の着信時間が18:52。つまり警察が到着するまで約20分かかったということ。

ちなみに、私が住む場所はそんなに田舎じゃない。最寄りの交番だって徒歩15分くらいの場所にある。あとはそうだな、スタバも徒歩圏内に二軒あるし……何が言いたいかって言うと、そこそこ都会であるはずの我が家ですら、

110番通報から警察到着まで20分かかるということ。

田舎ならもっとかかるんじゃないかな。あとは、

20分あればベランダ越しに隣に行ってガラス割って住人を殺害するのなんて余裕すぎるってこと。

 

まあ、殺されなかったからブログ更新できているんだけどね。後から報告してくれたことによれば、隣の住人は男子学生で、オンラインでゲームやってて負けるか何かして暴れたんだそう。……え??ゲーム??ゲームで負けてあんなに暴れたの??大学生ってことは18歳以上だよね???……ごめん、言わずにいられない。

君はさすがに人として有害すぎる。

ちなみにこの時間帯、私は珍しく仕事をしてたんだけどお客さんに謝って納品を遅らせてもらった。つまり営業妨害もされたわけだね!そして昨日ほどじゃないけど今日も君は元気だね!実に残念だ!

 

ま、今回はジャンキーが暴れてるんじゃなくて精神年齢幼児の癇癪だったから命の危険はなかった。けど、いつ本当にそういう危機が訪れるかはわからない。

 

ちなみに気になって調べたんだけど、スタンガンは自宅に備える分には違法ではないそうな。

警察が来るまでの、あまりにも長すぎる20分。この20分をしのぐための術を、私たち一般庶民は備えなくてはいけない。

 

できるなら窓ガラスを丈夫なものにするのが早いけど、賃貸だとできないもんね。

あれかな。バリケード作りたいけどそれに役立ちそうなのは我が家にはないから。窓から入ってすぐの床に画びょうとか釘とか撒いて、自分は玄関からすぐ出られるようにしておいて、玄関周りに投げて応戦できるものとか置いて防犯スプレーとスタンガンを抱えて待機するしかないのかな。何か良い策、ある?

 

あ、ちなみにね。大声出しても近所の人はあてにならないと思った方がいいよ。出てこない。

 

以前、外で女性の叫び声が聞こえたことがあってね。刺されてるかと思うような。これもやばそうな感じだったから傘(武器のつもりだった。ゴキジェットの方がまだましだったと今は思う)持って飛び出したことがあるのよ。そのとき、近所一帯から飛び出してきたのは夫と私の他には、一人のおばあさんだけ。明かりのついている家はたくさんあったのに。これも結局事件性はなかったんだけど、そのおばあさんも「 あれだけの騒ぎだったのに誰も来ないなんて…… 」と言ってた。ちなみにそのときは警察も来なかったから、飛び出してこずとも通報ぐらいしたという人すらいなかったわけだ。

 

今に始まったことじゃないけど、デスストランディングでとあるプレッパーズが口にしていた「 この国は自分を助けてくれない 」というセリフが身に染みたよ。いや、助けてくれようとはした、感謝もしてる。でももし昨日のピンチが本当だったら、それは間に合ってなかった。

 

最後に。そう言えば昔おんなじテーマで小説を書いたことがあったので自作紹介。暇つぶしにでもお読みいただけたなら幸いです。

 

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881743381