死なないためにブログ書く。

贅沢したいわけじゃない、ただ普通に生きるためのコスト(お金も努力も)、高すぎじゃない?

日本の紅茶と異国情緒なビタミンC

たまには普通の、食べ物の話とか。

とか言いつつ、この記事本当は1/22とかに途中まで書いたままほったらかしてあったんだけどね。なんかねー、理由はわからないけど昨夜から情緒ぐっちゃぐちゃなのよ。だから9割とかじゃなく100%自分を落ち着かせるためにこんなタイミングでこんな記事書いてる~。でも情緒ぐちゃぐちゃな中ちょっと面白い発見したからそれも後で書く~。

一枚目の写真は、中華街の「タンフールー」というお菓子。名前は聞いたことあるけど食べたことない、スーパーにも売ってない果物、サンザシ。そのサンザシを飴でコーティングした、いわゆる「リンゴ飴のサンザシバージョン」が中華街で食べられる、それも冬の名物であると聞いて。サンザシ自体は漢方の材料にもなってるし、なんかファンタジー的な憧れがあってね?魔女が作る薬の材料、みたいな。しかも、バラ科バラ科の果物とナス科の野菜は大体おいしい。

コロナのことも頭に無くはなかったけど、毎回滞在2時間程度で飲食もほとんど屋外だし、自分に許した。

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↑この写真は夫撮影。夫は私とちがって写真が上手い。

でもいざ中華街に行ってみると、アピールされているのはイチゴ飴ばっかりで、もしやブームじゃないから売られなくなったのかと思ったけど「サンザシはありますか」と訊いたらあっさり出てきた。お値段500円。いざ実食!

!?

固い。とても固い。そう、表面が飴でコーティングされているから気付かなかったのだけど、カッチカチに冷凍されていたのよ。本当に、カッチカチに……。釘も打てたかもしれない。ただの冷凍庫に入れててもああはならないのでは……まったく歯が立たず、ビニールに包み直してカバンにしまった。

結局ちゃんと食べれたのは家に帰ってから。結論から言うと、美味しかったけど人を選ぶ味かも。

まず、一口目の感想は

「 ビタミンCの味がする!! 」

いや、本来ビタミンCはべつに酸っぱくないらしいんだけど、イメージね。サンザシ自体はとても酸っぱい。たぶん生のアセロラとかと同じレベル。甘味ほぼ0の林檎をご想像いただければ。でもそれがちょっと香ばしさのあるべっ甲飴っぽい飴にコーティングされてるから「甘い→香ばしい→酸っぱい→後味すっきり」が口の中で巡る。

そう……後味が異様に爽やかなの。酸っぱい食べ物だって後味は残るでしょ?それなのに、残らない。食べた後、なんかすごくすっきりしてる。いい。ものを食べてあんなに爽やかで晴れた気分になるのはめったにない。味ではなく「後味」を理由にファンになった。

 

↓こちらは実家でもらってきた和紅茶。

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こちらの撮影は私。角度も光も何の工夫もありませーん。

和紅茶も最近ネットで目にしたほっこり系の漫画に出ていて、興味は持っていた。でも普通に買うと高いから買おうとは思ってなかったんだけど、思いがけず実家で貰った。

結論から言うと、物足らない味。憧れるもんでもなかったわね、ごめんあそばせといったところ。タンフールーの印象は「ビタミンCの味がする!」だったけど、この和紅茶の印象は「ポリフェノールの味がしない……」というもの。

ま、ポリフェノール単体の味なんてビタミンC単体の味と同じく、知ったこっちゃないんだけどね。印象よ印象。もしかしたら、普通の紅茶より本当はすごく含有量高かったりするのかもしれないし、知らんけども。

 

ちなみに、たどれる限りのご先祖様に特に西洋の方がいたわけじゃないんだけど。なんか母はいろんな面で西洋寄りのところがある。お箸の持ち方はそんなに気にしないくせにナイフやフォークなんかの扱いは早いうちから覚えさせられた。畳は父の部屋にしかなかったし炬燵は存在しない……で、人生の中で飲んだ緑茶よりも紅茶の方が圧倒的に多い。何だか私もそうなってしまって、我が家にいつもあるのは紅茶。緑茶はたまにしか買わない。そんな私が人生で飲んだ紅茶の中ではっきりと一番美味しかったのは、トワイニングのムーンフルーツブラックティー

本当は画像かリンクぐらい貼りたいんだけど、たまに検索してもいつも在庫切れ、なんでだろう……。飲んだのはホテルのスイーツビュッフェでだったけど、実はレアな紅茶だったの……??

 

なんかしまらない終わりだけど、今回の記事はここまで。次回は情緒グチャグチャな中でなぜか見出した、性癖に関する(自分の中の)新発見について書きます。お楽しみに(?)